メダカ孵化予定日計算

採卵日と水温を入れるだけで、積算温度250℃日の目安から孵化予定日を計算します。予定日はカレンダー登録用の.icsファイルとしてダウンロードできます。

【開発中】メダカ品種・累代記録アプリ(iOS)
採卵から孵化・選別まで、品種ごとの累代管理をスマホで。公開までしばらくお待ちください。

積算温度とは — メダカの卵が孵化するしくみ

メダカの卵が孵化するまでの日数は、カレンダーの日数ではなく水温の合計で決まります。毎日の水温(℃)を足し合わせた値を「積算温度」と呼び、メダカの卵はこの積算温度がおよそ250℃日に達したころに孵化するとされています。たとえば水温25℃なら 250 ÷ 25 = 10日前後、水温20℃なら 250 ÷ 20 = 12.5日(約13日)が目安です。

つまり、同じ卵でも水温が高いほど早く、低いほど遅く孵化します。春先や秋のように水温が低い時期は「なかなか孵らない」と感じやすいのですが、多くの場合は異常ではなく、単に積算温度が250℃日に届いていないだけです。逆に真夏の高水温(30℃超)では孵化は早まるものの、卵や稚魚への負担が大きくなるため、孵化管理としては25〜28℃程度が扱いやすい温度帯といわれます。

本ツールは「孵化予定日 = 採卵日 + (250 ÷ 水温) 日(切り上げ)」という単純化した式で計算しています。実際の飼育では昼夜・天候による水温変動があり、卵の個体差もあるため、予定日はあくまで目安として、前後2〜3日の幅を見ておくと安心です。

水温別 孵化日数の早見表(積算温度250℃日)

水温計算値(250÷水温)孵化日数の目安(切り上げ)
20℃12.5日約13日
21℃11.9日約12日
22℃11.4日約12日
23℃10.9日約11日
24℃10.4日約11日
25℃10.0日約10日
26℃9.6日約10日
27℃9.3日約10日
28℃8.9日約9日
29℃8.6日約9日
30℃8.3日約9日

孵化率を上げる管理のコツ

孵化率を左右する最大の敵はカビ(水カビ)です。無精卵が1つカビると周囲の有精卵まで巻き込むため、採卵したら指先で軽く転がして付着糸を取り、卵をバラして無精卵(白く濁った卵)を取り除くのが基本です。孵化までは親と別の容器に移し、毎日〜隔日で水を替えて水質を清潔に保ちます。メチレンブルーなどの薬剤を規定より薄めに使うとカビ予防になりますが、孵化直前には真水に慣らしておくと稚魚への影響を抑えられます。

水温は25〜28℃程度で安定させると、孵化までの日数が読みやすく、孵化率も安定しやすくなります。直射日光の当たる小容器は日中に急激な高水温になりやすいので避け、屋外なら日陰+大きめの水量、室内なら明るい窓辺程度の光を確保してください(光はメダカの発生リズムにも関わるとされ、真っ暗な場所は避けるのが無難です)。孵化した稚魚(針子)は最初の数日はヨークサック(卵黄)で育つため餌は不要で、その後にパウダーフードやゾウリムシなどの微細な餌へ切り替えます。

本ページの内容・計算結果は飼育の目安であり、環境・品種・個体差により結果は異なります。